どうしても聞こえる😂噂の「スケベニンゲン」がリゾートだった

オランダ

見るだけでクスりとくる「ちょっと変わった地名」。「ヤリキレナイ川」とか「オレウケナイ川」とか、国内ではアイヌ語の地名が生きる北海道勢の勢いがすごい。
外国語や方言をベタベタに標準語読みしたら面白い言葉に聞こえてしまう。
一度聞いたら忘れられない「面白地名」として、厨二な私の頭から離れてくれなかったオランダの「スケベニンゲン」。
気がついたら近くに居たので行ってみると、美し過ぎるリゾートビーチだった!

え!そう聞こえる?ちょっと面白い日本語

国をまたぐと同じ発音でも違う言葉や意味になってしまうことが多々ある。おおまちがいのとんちんかん。

生活してみて出会った名前や言葉の中でも、特にドイツ語はモロ発音が同じなので、かなり面白かった。

チエちゃんは閲覧注意💦名前編(フランス語)

フランス語
パリにて、素敵なチャリに乗ったムシュー

ナナ→nana(女の子)
フランス語で「ナナ」は英語のgirlとほぼ同じ意味で使える。「ナナです」と自己紹介すると、「名前?ナナ?可愛いー!🥰」と言われているのをたまに見かけた。
矢沢あいさんの『Nana』もあるし、なんか羨ましい名前🥰💓

サカイ→Ca caille(寒い)
よくある名字、さかいさん。日本語の「さかい」の発音でフランス語のCa caille(サ カイ=寒い)と似たような音になるので、フランス人はちょっとクスっとくる様子。

チエ→chier(うんこ)
チエちゃん、フランスでは苦労するらしい。発音は全く問題ないので、自己紹介をして「!?!?!?」となることはない。
ただ、文字で書いた時にローマ字でchieだとフランス後読みした時に「シエ」、「chier(シエ=うんこ)」と発音が同じになってしまうので、物凄い突っ込まれるのだとか。(友人チエちゃん談)
チエちゃん曰く、フランスで名前を書く時は「tie」と表記するのが猛烈におすすめ。

発音は同じなのに意味が違う単語編(フランス語)

バーバパ……?
フランスのわたあめはめちゃくちゃ大きい

バーバパパ
「バーバパパ」と聞いた時に日本人が連想するのは、多分ピンクのおばけ。フランスでは「わたあめ」のことを「バーバパパ」と呼ぶので、分かり合っていないことが分かるまで話が噛み合わない。

「あっ、バーバパパ屋さんだ!」
「(キョロキョロ)どこに?」
「いや、目の前」
「(キョロキョロ)えっ?」
「えっ?」

クリネックス
フランス人、あんまり箱ティッシュを使わないのでそんなに聞く機会もないけれど、全ての箱ティッシュのことをクリネックスと呼ぶ。

「クリネックス取って」
「?クリネックス派なの?これはロータス(ティッシュのブランド)じゃけど良かった?」
「日本人は細かいなぁ!」

外国語にしても違う単語にならない編(ドイツ語)

ドイツ語
オクトーバーフェストにて、ウインナーのお城

あっそー→acha so(アッ ソー)
「うんうん」とか「そーなんじゃ」みたいな相槌、「あっそー、あっそー」と日本語で言っても普通に通じるので、ちょっと笑える。
正確には「アッハ ゾー」と発音しているらしいけど、アッソーの方がむしろちょっとドイツ語が上手そうに聞こえるようなwww

おいおいおい→oi oi oi(オイオイオイ)
使うシーンもタイミングも発音も全く一緒な気がする。
ただドイツでは「おい」とか「おいおい」とか、1回や2回の「おい」の活用系はないらしく(?)、使う時は「おいおいおい」と3回セットが定番っぽい。

個人的に1番「え?なんて!!??」と思ってしまうドイツ語大賞は「バイタ」。
スーパーで列に並んでいるとみんな「バイタ〜」と言われている。
「売女(ばいた)?私!?おいおいおいすげー悪口キタこれ!」と思ってぶったまげたら、バイタは日本語と全く同じ発音で「次」という意味のドイツ語らしかった。
意味を分かった上で、言われると分かって待ち構えても一瞬脳がフリーズする。

どうしても…😂聞こえてしまう外国語

ハーグ

今度は逆バージョン、日本語で聞くと「!?!?!?」な外国語。
バヌアツの「エロマンガ(erromamgo)島」とか、アルゼンチンの「マルデアホ(mar de ajo)」とか、どうしても「あっ……!」って思ってしまう。
もう、私がまるでアホでごめんなさい。

ちなみにスペイン語で「アホ」はアヒージョの「にんにく」。
見た目はサラサラなのに「にんにくエキスが抽出されていますか?」と言いたくなるほど、味も香りもパンチの効いたアホスープは絶品なので、次の日のことはひとまず忘れて、スペインやポルトガルでは必食!!😋

「スケベニンゲン(scheveningen)」in オランダ

フェルメール「牛乳を注ぐ女」、アムステルダムにて

オランダ、ハーグから30分ぐらいの所にあるのが「スケベニンゲン(scheveningen)」。
バスも1時間に1〜2本あり、意外にもアクセス良好。

思春期に目にしてから忘れることが出来ず、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が飾られるマウリッツハイス美術館を訪れようと地図を見たら、もうスケベニンゲンの方が目に入って仕方がなかったので、訪れてみた。

リゾートビーチ!夏は国際花火大会も

観覧車や海上ターザン。
遊べるリゾート「スケベニンゲン」

海上に綱が張ってあり、みんなターザンしていたので「絶対やる!」と近付いてみると、海からは30mぐらい、料金が30秒で15€。
あの綱の時給が30万円超えていると思うと、違う意味で足がすくんだので乗れなかった。

ちなみに「スケベニンゲン」、発音的には「スへーフェニンゲン」みたいな感じになるらしいと聞き、字面だけの話しだろうとたかを括りバスに乗車して耳を済ましてみると、思ったよりは「スケベニンゲン」と言っているように聞こえたので、とりあえず私の20年にも渉る厨二は満たされた。

Sigur rosさんの
「Með suð í eyrum við spilum endalaust」
名盤!!

リゾートにはヌーディストビーチもあるので、真夏なら全裸で走って海に飛び込むこともできる。

スケベニンゲンの海、めっちゃ綺麗!

スケベニンゲン、着いてみると結構有名でおしゃれっぽいカキレストランなどあり、見渡す限りの大パノラマが続く北海の水平線と、白くてサラサラの砂浜もどこまでも続く、大変美しいビーチだった。
聞けばやっぱりリゾート地らしく、ホテルやレストランが充実しているのだとか。なんだ、泊まれば良かった。

水鳥がいっぱい

海岸沿いには、残念ながら貝殻などはあんまり落ちていなかったので、裸足で歩いているとそれも気持ち良く、カモメみたいな水鳥がたくさん居て可愛かった。

国際花火大会

1月は寒中水泳大会、5月は国際砂の彫刻フェスティバル、8月は日本からも花火師さんたちが出場する国際花火大会と、年間通して割と色々イベントもある。
あれ、寒中水泳と砂彫刻に花火、そして変わった名前って、なんか鳥取とかぶるなぁww

面白地名に感謝

スケベニンゲン

私の厨二心がくすぐられなければ足を伸ばすこともなかったと思うので、素敵なカキとビーチまで導いてくれた「スケベニンゲン」、ありがとうww

全くゴミゴミしていないのもすごく良かったので、ハーグ観光とスケベニンゲンはみんなセットにしたらいいのになぁ。

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