マレーシア最古のファミレスNasi Kandar(ナシカンダー)🍛Hameediyah Restaurant(ハミーディヤレストラン)!

マレーシア

ランチにお茶に、マレーシア国民が入り浸るというファミレス的存在、「Nasi Kandar(ナシカンダー)」。
インド系のルーツを持つマレー人が経営しており、カレーが美味しく営業時間が長いのが特徴。
朝型のマレー系屋台が閉まって困った時や、深夜に入り浸ってひたすらおしゃべりに講じたい時には重宝する。

美食の島ペナン島には、ナシカンダー発祥の地と言われるマレーシア最古のナシカンダー「Hameediyah Restaurant(ハミーディヤ レストラン)があるので、要チェック!
そしてナシカンダーと言えば、忘れてはならないのが「カレーチャンプルー」。たくさんのカレーを何種類でも合いがけしてもらえる魔法の呪文なので、今回も使うしかない。

Hameediyah Restaurant (ハミーディヤ レストラン)

100年以上続く!マレーシア最古の老舗ナシカンダー

1907年創業、マレーシア文化を象徴するナシカンダー発祥の地!

マレーシアのペナン島発祥で、ファミレスや大衆食堂的な立ち位置の「ナシカンダー」では、「Mamak(ママ)」料理と呼ばれるカレー料理各種が提供されている。
インド系の商人がご飯(Nasi・ナシ)と色々なおかずを、秤(Kandar・カンダ―)にぶら下げて売ったのがその始まりと言われており、現在も多種多様なおかずから好きなもの自分で選んで食べることができるのが魅力的だ。

1907年創業の看板を掲げる「ハミーディヤレストラン」。老舗だけあり、クアラ・ルンプル、コタバルなど、国内に多くの支店を持っているけれど、発祥の地はこちらの、ペナン島本店!
マレーシアの方に聞いたところ、「やっぱり本店は別格!」らしい。

喋れなくても大丈夫、指差し注文で極上カレーを楽しもう!

「こんなにカレーあって選び放題とか言われても、マレー語喋れませんけど。」
と思った方、心配ご無用。結論から言うと、指差すだけで完璧に注文ができるから大丈夫!
とにかく指さえ差しておけば、お皿に乗せる前に「これ?」とか「何個?」とか、全てジェスチャーでかなり丁寧に聞き取ってもらえる。

慣れるまでは少しハードルが高そうに見えるけれど、意外に何とでもなる。
「チキン!」ぐらい言えればどれがチキンかも教えてもらえるし、メインを選んでから「カレーチャンプルー」と言っておけば、だいたいメインに合うカレーを「これとかどう?」っていう顔で、店員さんが示してくれるし、欲張って変なものをチャンプルーしようとしてたらギョッとした顔をされるので、そこでやっぱ辞めたとジェスチャーすれば良い。

ロティチャナイも飛ぶように売れる

マレーシアの朝食、ロティチャナイの注文の仕方
ロティチャナイを注文したい場合は、出入り口でロティチャナイを作っているおじさんに向かって「1個」と指を差せば注文完了。すぐに包んでくれるので、そのままレジへ。

メインにはルンダンを推します!ルンダンを!

店内でカレーを食べる場合の注文の仕方
カレーを店内で食べたい場合は、店内に進み(行列に並び)、カウンターの中に居るおじさんに指差し注文をする。

1.お米を選択。
基本、白米・ビリヤニの2種類がある。
欲が出て、つい「ビリヤニ」と言いたくなるところだが、現地の人にアンケートしてみたところ、白米派が圧勝だった。
「白米じゃなきゃカレーの味が分からんじゃん。ビリヤニはビリヤニとして食べれば良くない?」とのこと。ど正論www
2.メインを選択。
1番良く見える位置に設置されているカウンターの中にはチキンカレーが3種、マトンカレー2種、エビカレー、牛カレーと、グレービーがしっかり系の主菜がスタンバイ。
その中からメインのカレー1、2種類を選ぼう。
3.付け合わせを選択。
フライドチキン・海鮮フライ各種から1〜2種類、野菜から1〜2種類を選んだら「私のカレープレート」が完成!
お好みで「カレーチャンプルー」(基本無料!)も、ぜひお忘れなく!

Hameediyah Restaurant・アクセス

Hameediyah Restaurant
営業時間:10:00〜22:00
住所: 164 A, Lebuh Campbell, street, 10100 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
地図:↓

Hameediyah Restaurant · 164 A, Lebuh Campbell, street, 10100 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
★★★★☆ · ハラル対応インド料理レストラン

行列必至のHameediyah Restaurant、オープンと同時に訪問!

開店時間に合わせて訪問すると、噂通りで、開店直後にも関わらず10人以上がすでに並んでいる。さすが大人気店!
「昼時は1、2時間待ちが普通。かなり時間に余裕を持って訪問計画は立てた方が良い」と、現地の方情報。ちなみに私は月曜朝イチで訪問、待ち時間は5分程度だった。

朝イチのカレーラインナップを紹介!

山盛りされた、チキン、マトン、牛、魚など、メインのカレーコーナー。ぜ、ぜんぶ乗せしたい(´;ω;`)♡
グレービーもこれ、絶対めちゃくちゃ煮込んであるわ、なんていう美しい色!!!!!
フライドチキンやイカフライなど人気の付け合わせは手前にあるので指差しやすい。

カウンターだけでなくカウンター奥にも、所狭しとぎっしりおかずがスタンバイしている。
奥は野菜系の付け合わせが多い。

そのさらに奥には超濃そうな(多分)牛系、魚系のカレー。
中央の黒いヤツをひとさじチャンプルーしてもらうと、めちゃくちゃ甘かった。佃煮なのか?店員さん的には、これをチャンプルーするのはあまりおすすめそうではなかった。
これが何か知っている方がいらっしゃったら、教えていただきたいです。

完成!「私のチキンルンダン盛り」♡

米が見えないほど贅沢に盛り付けられたカレーたち

お米は白米、悩んだ末にメインはチキンルンダンで決定!
付け合わせにはイカの卵のカレー、野菜はオクラとキャベツのカレー炒めを追加。
そして「カレーチャンプルー」。手前にあった6種類ほどのソースをかけてもらった。

最後にかけてもらった牛系のカレーがめちゃくちゃ甘く、カレー上部が甘露煮のようになってしまったため、よく混ぜる。カレーなのにつゆダクじゃー!!!!!完璧な見た目とテクスチャーに生唾を飲み込む。

別の角度からもう1枚。

全体的に味付けは濃いめ&甘め。
今回のマレーカレーの旅で食べた中でも、チキンルンダンは群を抜いて濃厚。お肉のほろほろ感と柔らかさ、骨離れは完璧。
複雑なスパイス遣いなのに刺々しさが全く感じられず、まさにスパイス料理×煮込み料理の良いとこ取りのお手本のような仕上がりに震える。

イカの卵カレーは、これがまた信じられないほどの柔らかさで激うま(´;ω;`)
こんな食感のイカ食べたことない!!唐辛子の辛みが後から後からじんわりとやってきて、想像以上に辛いのだけど、口に入れた瞬間はマイルドなので手が止まらない。鼻に汗を浮かべながらどんどん食べてしまう。

付け合わせのキャベツは味が薄め?と、キャベツだけを食べた時は感じたけれど、他のカレーの味がしっかりしているので、確かにキャベツやオクラまで味がつき過ぎていると喧嘩しそう。
ということで、食べている間に納得。塩分も少な目で、濃いカレーと食べ合わせると口の中がさっぱりする。ベスト脇役!

おそるべきHameediyah Restaurant。想像以上の完成度だった。
これを食べずに死ぬのはもったいなさすぎる!!!

注意点

お店が混んでいたら3店舗ほど隣の姉妹店へ移動

「2階で食べようとすると、2店舗目で食べろと言われる」という口コミは見ていたが、確かにお店の外を指さされ、2階には上がれなかった。多分、1回転目組で2階はもう満席だったんだろう。
隣のお店の場所は調べていなかったので少し焦ったが、とりあえず前を歩いていた人に着いていくと、3店舗ほど隣にもう1店舗ハミーディヤレストランが表れた。
2店舗目はお店に背を向けて左に進むと良い。多分、流れに乗れば何とかなると思うけど、念のために。

マレーシア最古のNasi Kandar、Hameediyah Restaurantで至高のカレー体験を

スパイス加減も最高でした!!!

種類豊富で濃厚なカレーは最高に美味く、ナシカンダーの古き良き感じの雰囲気は残しつつも、クレジットカードが使えて明朗会計。かゆいところに手が届くハミーディヤレストランは、まさにこの世のカレー天国だった!
ローカルなナシカンダーよりは若干お高めだったけど、大皿にたっぷりメインの大盛りカレーでお値段約650円。今すぐ食べに戻りてええええ(´;ω;`)♡

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