「マレーシア料理が食べたい。」
そう思った時に、食べさせてくれる友だちが居るとか、提供してくれるお店があるとか、それはめちゃくちゃ幸運なことだと思う。田舎には無い。日本語と英語とグーグル翻訳を駆使しても、近所には外国人墓地しか発見できなかった。
えっ、墓地はあるのね……!
沖縄方面の離島出身の友人は墓地で宴会をすると言っていたので、東南アジア人はきっとするんだろう(=墓地の周りに飯屋があるはず!)と思っていたけれど、そもそも宗教も違うし、自分が安易でがっかりする。(=飯屋は無かった)
私の田舎に、死んだ人のための施設だけでなく、生きている人のための施設、つまり飯屋が増えると嬉しいなwww
日本のマレーシア▶ジャパンダアワセンターJapan Da’wah Centre(杉本町、大阪)
ジャパンダアワセンター(Japan Da’wah Centre)にマレーシア料理を食べに行こう!
そういう訳で、最寄りのマレーシア料理を探しまくって見つけたのがこちら、「ジャパンダアワセンター(Japan Da’wah Centre)」。
外観は普通のビルで、1階にマレーシア・インドネシア料理屋さんが入っていて、2階がハラールフードの販売、3~5階がモスクになっているらしい。
見知らぬ人がわざとらしく出会いを求めて入るモスクとしては、かなり敷居が低く、間違いなく入りやすい方のモスクだろう。
ジャパンダアワセンター(Japan Da’wah Centre)
住所:〒558-0023 大阪府大阪市住吉区山之内3丁目2-10 ジャパンダアワセンター 4F
アクセス:JR阪和線「杉本町」駅下車、徒歩1分
電話番号:06-6629-8210
携帯電話(代表直通):090-6051-1369
ケランタン州文化交流会(初めて行ったイベント)
ただ食べるだけでは芸が無いかと思い、文化交流会なるものに参加してみた。(ナシルマッが食べられると書いてあったからなんだけど。)
費用は1000円で事前予約制になっているけれど、飛び入り参加も可能だった。
恐る恐る受付に行くと、めちゃくちゃ日本語が上手なズルさん(「ズルカナイン(名前)ですけど、全然ズルくないんですよ!」が口癖www)にいきなりダジャレで迎えられて和む。
「イスラム教徒じゃない人がフライヤー見て入って来たのは初めてだわー!なんで来たの?」
いや、そうなりますよねwww
「どうしてもナシルマッを食べたかったんです!!」とは言えずに、「マレーシア文化に興味があって~そのぉ~むにゃむにゃ」と言っていると、「Nasi Lemakも食べられるよ!」と言われた。
外国人は飯を目的にやってくる場合が多いことは見抜かれているようだった。
文化交流会は、現地から短期留学中の人などがプレゼンテーションを作ってくれており、英語・日本語通訳付きで、クイズも交えながら和気あいあいと行われた。
ケランタン州はマレーシアの中でも宗教的な教えを守る人が多いらしくカラオケ(日本でいうスナックのようなもの)が数えられるほどしかないらしい。
それから、特別なサンバルを使っているので、同じマレーシア人でも違う地方の人はケランタンのサンバルは食べられないそう。えっ!食べに行かなきゃいけないやつじゃん!!
あと国際凧大会も開かれてるんだって!
待ってましたの昼食、ビュッフェ式ナシルマッ(Nasi Lemak)
ところで、ナシルマッ(Nasi Lemak)って?
文化交流の乾燥が薄すぎてびびるけれど、ナシルマッは、「Nasi=ごはん」、「Lemak=クリーミーな」で、ココナッツミルクで炊いたごはんにおかずを乗っけて食べる、マレーシアの大衆食堂飯。もう、飯の話がしたい。
マレーシアでも食堂に行くとおかずが色々と用意してあって、好きなものを選んでワンプレートにして食べることができる。
ロティ(パン様の)粉ものなどもあるけれど、やっぱり主食はお米だそうで、ナシプティ(白米)、ナシクラブ(青米)、ナシゴレン(焼飯)などなど、お米がたくさんの名前を持っている。
余談だけど、英語ではお湯ってない(水=Cold Water、湯=Hot Water)のって、温泉が身近じゃないからじゃない?と勝手に思ってる。(よく使うものには個別の名前がたくさんついてるよなぁって言いたかった。)
今回はバタフライピーが無かったから黄色だけど、「青いと美味しそう!」らしい。
お菓子とかも蛍光緑とか人気らしく、なんだか意味が分からなくて感激する。
魚にお肉♡夢のおかずは9種類!!
「〇〇さん(1階のお店のシェフ)が1日かけて準備したんだよ!」
という神々しい量のおかずたち……💕
手前から、らっきょう、ブドゥ(ケランタンのサンバル!!)、ゆで卵、ココナッツフレーク
揚げた魚、キャベツ、サラダ
骨付きお肉(カレー風味、ソースが追い掛けできた💕)に、茶色い包みがナシ💕
「えっ🥰何を?🥰どうしたらいいの?🥰」
と、嬉し過ぎてそわそわしていると、色んな人が食べ方を教えてくれたというか、載せてくれたというか。みんな、見ず知らずの私に優しい(´;ω;`)💕!!!!
ここは友だちんちかよ!と思うほど誰もが親切な空間に癒されまくる。
で、完成してもらったのが全部乗せ。(めっちゃ乗せてくれるので「まずは1個にしますね」とめちゃくちゃ何回も断ってますwww)ジャーン!!
もうちょっとアップで、ジャーン!!!
特にチキン!1度揚げたものが、ホロリと骨が外れるように絶妙のバランスで煮込まれていて、ごはんに合い過ぎて悶える。ローストココナッツやサラダを混ぜ混ぜしながら食べると、口の中で味変されて、旨→辛→酸→香→甘(外国の濃厚なオレンジジュース)で無限にいける。
うわぁぁぁぁいつ食べ終わるんだろう
このブドゥ、確かに魚醤のもっと濃くてアクロバティックに鼻を抜けていく感じの食べ物だったけれど、食べれば食べるほど良い仕事をしている。「全然美味しいじゃん!」と言うと、「みんなが食べられるように薄めてるんだよ!」と言われた。やっぱり、原液を舐めてみたい。
食後は衣装交換で文化交流タイム
そしてヘジャブを巻いてもらう。冬とか耳まであったかくて普通に良くない?
やっぱり!と思ったのが、今風の巻き方とオバ風の巻き方があるらしく、1番若い子に巻いてもらったためか、「Oh……めっちゃ若く見えるよ、ヤング、めっちゃヤング!あはは」と、若い子から言われた。
全然分からんけど、すげー若作りして見えたんだろうなwww
そんなこんなで、たくさんの女の子のお友だちに囲まれて、1日でめちゃくちゃ幸せな気持ちになれた……🥰
どっぷり異文化に染まりたい方は、ジャパンダアワセンター(Japan Da’wah Centre)へ!
ジャパンダアワセンター(Japan Da’wah Centre)では、今回参加したような文化交流イベントが毎月開かれているので、ご興味のある方はインスタグラムやラインで「ジャパンダアワセンター(Japan Da’wah Centre)」と検索すると、次回のイベントが発見できるはず!
「1人じゃちょっと」と言う方は、連絡下されば友だち紹介したり、タイミングが合うなら着いていったりします(←怖いwww)
ちなみインドネシア語カフェ等も定期的に開催されてるので、インドネシア語を勉強中の方にもおすすめ。新興宗教ではないので、モスクと言ってもゴリゴリ入信を促されたりとかは何回参加しても無いのでご安心くださいwww
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