アイスランドは海鮮だけじゃない!大本命のウインナーを体験しよう♡

アイスランドの国民食「ウインナー」! アイスランド

北欧の島国「アイスランド」。現地でアイスランド料理やスカンジナビア料理のレストランを探すと、まず見つかるのが海鮮レストラン。
うん、サーモンとか鯖とかそっちの方から来てるよね。世界一くさいとか言われているスウェーデンのシュールストレミングとか、ニシンの立ち食いはオランダか。北欧諸国のサーモンのクリーム煮、こってりしてておいしいよね!

でもでも、ヨーロッパだし、やっぱりお肉が美味しいんじゃないですか?ウインナーとかさ!
ドイツの間違いじゃないかって?
いえいえ、アイスランドもウインナーには、並々ならぬ情熱を持ってるんです!

一度は食べたい!本場のアイスランド料理

日本で1番有名なアイスランド料理と言えば、多分日本のスーパーマーケットでも購入できる「スキール 」。(日本ルナ株式会社さんありがとう!日本一美味しいヨーグルト会社だと思ってる!www)ていうか、スキールってヨーグルトじゃなくてチーズらしいね!

そう、全然アイスランド料理ってピンと来ないので、発酵系の伝統的な保存食とレストランでも食べられたアイスランド料理を紹介してみる。

強烈過ぎる、アイスランドの伝統保存食

やっぱり島国だからなのか。発酵食品というか、保存食のラインナップがキャラ濃すぎるって。

ミンククジラのステーキ
ミンククジラのステーキ。やわらかくて美味しかったけど、もはや観光客向け珍味なのは太地町と一緒だね、、。

ハゥカットル (Hákarl)
ブルーチーズの100倍とも言われる強烈なアンモニア臭が特徴的な、サメの肉を発酵・乾燥させた食べ物。

スールラジール・フルトサル (Súrsaðir hrútspungar)
雄羊の睾丸をホエー(乳清)に漬け込んで発酵させた非常に癖の強い保存食。

スールラジール・フラル・シュピキ (Súrsuð hvalspik)
クジラの背脂をホエー(乳清)に漬け込んで発酵させた非常に脂っこい保存食。

上の3つは全て、1月下旬〜2月に行われる冬の祭典「ソーラブロゥト(Þorrablót)」で、羊の頭の丸ゆでや血のソーセージなど、他の伝統保存食と一緒に食べるのが一般的なんだとか。
ちなみに若者はあまり食べないらしい。

レストランに行ったり、スーパーを物色したりして、食べられないものかと探してみたけれど、ついに手に入れることはできなかった(´;ω;`)これは次回に期待だわ。

レストランでも食べられる、アイスランドの食卓

キョットスーパ (Kjötsúpa)
ラム肉とジャガイモ、カブ、ニンジンなどをじっくり煮込んだミートスープ。家庭の味であり、観光客人気も高いので、割とどこのレストランに入っても食べられる。
ラムが食べやすくて美味いし、寒いときはやっぱりスープ!!

プラックフィスクル (Plokkfiskur)
茹でた白身魚とジャガイモをマッシュし、ホワイトソースで和えたフィッシュシチュー。優しく素朴な味わいらしい。

飲み物&デザート

飲み終わってるけど!

ブレンニヴィーン (Brennivín)
「ブラック・デス(黒死病)」の異名を持つ、ジャガイモで作られた蒸留酒。キャラウェイシードの強烈な風味が感じられる辛口のお酒で、ハゥカットル(サメ肉)の臭みを流し込むために飲まれてきたらしい。
アクアヴィッツとか、じゃがいも焼酎とでも言えば良いんだろうか?
アメリカ人やイギリス人と一緒に飲んだけど、みんな美味しいって言ってた。私は芋焼酎でいいかなって思った。

スキール (Skyr)
1000年前のバイキング時代から伝わる、高タンパク・低脂肪で健康的な乳製品。ヨーグルトだと思って食べていたけれど、分類上はチーズの一種らしい。
のつのつしたちょっと喉に詰まるような舌触りで、食べ応えがある。
そんでめちゃくちゃ安いんだ、あの物価の高いアイスランドで500g200円ぐらいだったかな?

アイスクリーム
これはただの体感なんだけど、アイスランドの人たちってアイスクリームめっちゃ好きだと思う笑
オーロラ見えるぐらい寒い国なのに、みんなアイスクリームを食べててすごくびっくりした。

主役級!アイスランドグルメと言えば「ウインナー」

アイスランドでトリップアドバイザーをチェックすると、必ず上位に上がって来るのが「ホットドックスタンド」。

え?なんでここまで来てホットドック?

なんて思いながら口コミを読むと「2004年にクリントン元米大統領が Bæjarins Beztu Pylsur(ホットドックスタンドの名前) を訪れたことで世界的な知名度が爆発し~」とか書いてあって、そういう系ねと一度はスルーしようとしたけれど、他にもホットドックスタンドを発見。

スーパーのウインナーコーナーも心なしか充実しているようだ。あれ?これ食べなきゃいかんやつかもって調べたら、アイスランドさん、ウインナーへの愛が尋常じゃあなかった。

大好きラム肉♡アイスランドのラム肉グルメ

アイスランドのお土産コーナーに必ずあるのが、首の周りが丸く囲まれたデザインの「ロピセーター」。
レイキャヴィク中心部にも、何件も専門店があるほどの人気ぶり。そう、そんなに毛糸が取れるということは、そんなに羊が居るんです!

そして、羊料理がめっちゃ美味しい!!これがアイスランド料理のイチオシポイント!
上で紹介したラム肉スープ以外にも、アイスランドにはラム料理がこんなにたくさん。

  • ラムチョップ(グリル/ソテー)
    塩・コショウとローズマリーなどのハーブを効かせ、脂身から焼いて香ばしく仕上げるのが定番。
  • ジンギスカン
    油をひかずに焼ける特殊プレートで、ラム肉本来の味を楽しむスタイルも人気。
  • ラムレッグのロースト
    大きな塊肉をオーブンでじっくり焼き上げる贅沢な一品。水分が多くジューシーで柔らかく仕上がるのが特徴。
  • ラム肉のボロネーゼ
    挽肉にしたラム肉を使い、手打ちパスタと合わせることで、ラムが苦手な人でも食べやすいと評判。
  • ラムの生ハム
    臭みが少なく柔らかい生後1年未満の仔羊(ラム)のモモ肉を使用した高級おつまみ。

純血種のアイスランドシープは臭みが少なく、シンプルにグリルしたラムチョップは絶品。
とろける甘い脂身を持つ、豚よりも濃厚な味わいの生ハムも、アイスランドに行ったら必食!!

1200年の歴史、世界最古の純血種家畜用羊で作る唯一無二の「ウインナー」

極上ラムチョップ&至高のウインナー!!

世界一美味しいと言われる、アイスランドのウインナー「ピルスル(Pylsur)」。
その秘密は、高品質なラム肉が主原料として、贅沢に使用されている点にある。

アイスランドシープは約1200年前にヴァイキングによってアイスランドに持ち込まれ、島国故に交雑することなく現代に至った、世界でも類を見ない「世界最古の純血種家畜用羊」なのだ。
アイスランド大自然の中で放牧されて海へ山へと駆け巡り、ハーブやベリーなど栄養たっぷりの植物を食べて育った羊(うらやましいwww)の肉は、ラム肉と言った時に想像するような臭みは一切無い。

もちろん、化学肥料やホルモン剤を使用することなく育つため高品質で風味が豊か。芳醇な旨味を思う存分楽しめる、最高品質のオーガニックな味わい。そんなラム肉を、惜しげもなくブレンドしたのが、アイスランドの「ウインナー」だ。

パリっと焼けた皮の中から溢れ出る甘みの強い肉汁。こんなに美味しいウインナー食べたことないよー!!

アイスランド流ホットドックは「アイン・メズ・オットル(全部のせ)」で

この最高級ウインナーを使ったアイスランド風ホットドッグ、美味しくないわけがない。
そういう訳で、目指すは、1937年創業の老舗 Bæjarins Beztu Pylsur(バイヤリンス・ベッツ・ピルスル)。
連日フェス通いで通りかかったけれど、何曜日でも何時でも混んでおり、人気のほどが伺えるというもの。ちなみに行列ができていても、そこはホットドックなのでじゃんじゃんさばける。
「寒いから帰ろうかな~」なんて言わずに、並んでいるとすぐに順番はやってくる。

そして、注文する時は、みんなが唱えている呪文がある。「Ein með öllu(全部のせ)」だ。
トッピングは、シャキシャキの生玉ねぎと香ばしフライドオニオンの2種の玉ねぎ、リンゴ入りの特製ケチャップと茶色の甘口マスタード、そしてマヨネーズベースのレムラードソース、3種のソースがあるのだけど、アイスランド流、これを全部乗せちゃうのだ。

「えー?最初から全部乗せたら何が何だかわかんなくなっちゃうじゃん⁉」と思うけど、これら全てが重なって複雑な味わいになるのが「完璧なアイスランドの味」で、ラム肉の風味を最大限に引き出してくれるそうな。
ちなみに全部乗せしていない人は見た感じ居なさそうだったので、アイスランド流にオーダー。

わ、わかる!!(?)やっぱり玉ねぎは2種類あると食感が楽しいし、全体的に甘めなソースも混ざり合うことによってさらに良い仕事してるわ!!スリランカカレーみたいな、ちゃんぽんにはちゃんぽんの良さがあるよねー!!とめっちゃ納得。ホットドックを巡りたくなる。
(ホットドックはあつあつホカホカだけど、屋外は寒くて美味しさが一刻を争う状況なので写真はなし。)

「ウインナー」への誇りはアイスランドそのものだった

厳しくも壮大な自然環境を活かして育まれたオーガニックな羊のお肉の旨味を最大限に楽しめるのがアイスランドのラム料理であり、「ウインナー」でもあるのだが、猛烈に物価が高いアイスランドにおいて、「国民食」ホットドッグは数少ない安価な食事であるため、あらゆる世代の生活に根付き、社会の階層を超えて愛される「民主的な食べ物」としての重要性も持つそうだ。

うん、「ウインナー」、歴史的にも思想的にも壮大だった!!
そんなことは関係なく「美味いもんが食べたいだけなんよ!!」という人も、ぜひ食べてみて欲しい。日本のウインナーともドイツのウインナーともひと味違う、新しいウインナーに出会えることは請け合い!
この、さっぱりしているのに濃厚で、肉の旨味と脂の甘みが感じられるジューシーなウインナー、忘れられない旨さだわ。

ホットドックなら全部のせ、デザートにアイスクリームもお忘れなく!

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