(多分)世界一美味しいマレーシアのカレーについての考察

マレーシア

カレーマスターとかにはなれそうにありませんが、バーモントカレーで育ち、毎日カレーをたべるカレー中毒者です。
多分、チョコレートとか、お米とか、砂糖も、絶対アディクションですよね。文化的に禁止されてないものばっかり好きで良かったー!

濃厚ベースにコク×フレイバー!マレーシアカレーって世界一美味しいんじゃない?

マレーシアって、どの辺?

マレーシア

マレーシア。インドと日本の真ん中辺りにあり、タイ、シンガポール、インドネシアと接しています。
人口は3200万人で、日本の3分の1ぐらいですが、端から端までの長さは大体同じぐらいです。気候は熱帯性気候で平均気温は26度〜27度。公用語はマレー語です。
大航海時代には「オランダ女王の首飾り」と呼ばれるほど質の高い香辛料の貴重な産地として知られ、数多くの国が挙ってマレーシア周辺に訪れ、主権を争っています。

もうちょっと詳しゅう

マレー半島、ボルネオ半島

先ほどのイラスト地図で記載したように、マレーシアはタイと接するマレー半島、インドネシアと接するボルネオ島に分かれています。
首都クアラルンプールは「泥の運河」という意味ですが、華人が多く働く鉱山があったことの名残が感じられます。15世紀〜17世紀にはマレー半島南部にあったマラッカ王国が「海のシルクロード」の中心地となり、東側からは絹や陶磁器やお茶、西側からはヨーロッパ・アラビア半島の衣類や武器の輸出入が行われていました。
美食の街として知られるペナンは、マレーシアのミシュランガイドのうち、かなりの数が集まっており、海鮮料理を中心に首都とはひと味違う独特の発展を遂げています。 

カレー大国インド周辺、カレーの傾向と宗教分布図

インドとその周辺国のカレーについて

ここで一旦脱線、カレー大国インドとその周辺国のカレーの傾向と宗教分布図を見てみます。
なぜ宗教分布図が必要なのかと言われると、宗教色が濃いほど母国色の濃い文化花開いているケースが多いなと、今のところ感じる場合が個人的に多くあるからです。関係ないかもしれません😂
で、カレーと宗教。
いわゆるインドカレーだと日本人が思って食べているのは、ネパール人が作るインド北部の料理です。パキスタンなど、イスラム系の人口が多く、ペルシア・中央アジア・ヒンドゥスタンの料理が混ざって生まれたムガル帝国の、バターやミルクを多用した濃厚でクリーミーな味わいのカレーが特徴です。
大阪を中心に、スパイスカレーとして知られるカレーは米食中心の南インドやスリランカなど、インド南部以南の料理がベースになっています。ココナッツミルクを使ったサラサラとした食感のルーにはスパイスが多用されており、香り豊かな点が特徴です。
西側のゴアなどはポルトガルやイギリスの植民地だったことがあり、旧宗主国の影響が残る、甘酸っぱく煮込んだ肉肉しいカレーが多いのが特徴です。

人口比率≒宗教比率から考えるマレーシア

マレーシアカレー最強説

カレー戻ってマレーシア。
人口比率ですが、まずマレー系(マレー人57%、その他少数民族が12%)が70%、華人系(福建省、広東省出身者多数)が23%、インド系(タミル人多数)が7%の内訳です。
宗教比率はイスラム教63%、仏教19%、キリスト教9%、ヒンドゥー教6%、これをインドの宗教分布マップとかぶせると、北東系63%、南西系28%、南系6%の比率になり、大体人口比率と似通ってきました。
「もうめちゃくちゃだろうが」と、思っている人の方が多いかもしれませんが、突然結論です。
で、あるからして、イスラム系の濃厚なカレーをベースにして、中華系のコク、南インド系のフレイバーが調和したマレーシアカレーは世界最強なんしゃないかな。
いや、そうに違いない。
かもしれない。

まぁ、これは食べに行くしかないよね!

マレーカレー、食べに行こう

コロナ禍、机上の空論を練りに練ってファンタジーが止まらない!食べに行くしかないな、これは。これは、食べに行くしかないな。
ということで、自称若者がカレーを食べるためだけにマレー半島を縦断します!

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